French Report

フランスパンとクロワッサン

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French Report: ノートルダム大聖堂に入ってみた

ー前回セーヌ川を歩いていましたが、長くなりそうだったので、こっちに続けて書きます。

 

この前は、レ・ミゼラブルの登場人物であるジャベールの話をしていたので、結局ノートルダムの後ろ姿を見せただけでしたね。

 

これがノートルダム大聖堂の正面姿です。

 

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正面からみてみると、迫力を感じます。かなり大きいのはもちろんですが、こんなに大きいにもかかわらず、左右対称であることもすごいです。

 

ここで、あれ?とおもう人がいるかもしれませんね。

そうです。

 

よーく見ると左右対称ではない。

 

こういう類のものは、気づく人はすぐ気づくと思うんですが、気づかない人はいつまでたっても気づきませんね。

 

どこが、左右対称じゃないかはこの記事では言いません。

ヒントはノートルダム大聖堂の下半分。

 

どうしても、答えを知りたいという人は次の記事に行けば分かります。

 

建物に入るには長い列に並ばなくてはならないのですが、この列に並んでいる間、ずっとその左右非対称に小さなズレに目がいってしまい、つい最近ここでテロがあったことさえ忘れてしまいました。

 

ノートルダムに行きたいけど、危なそう!だから、行かない!なんて思ってる人たちは安心してください。下の写真のように、たくさんの警官がそこらをうろちょろしているのでたぶん大丈夫だと思います。

 

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この列に並んでいたときのことなのですが、水を売ろうとしている人たちがいました。

 

値段はなんと

 

1ユーロ。

 

普通ですね。はい。

しかし、この日はけっこう暑かったということもあり、列がかなり長かったのでその水を買おうかなと思いました。

 

しかし、前に並んでいる人たちの会話を聞くと、こんなことを言っていました。

 

「ねえ、あの水あるじゃん」

  「うん」

「あの水、私この前買っちゃったのよ」

  「うん」

「普通新品のペットボトルの水をあけるときって、カチャッ!っていう音が聞こえるでしょ?」

  「うん」

「その音がしなかったのよ」

  「それ知ってる。私この前、空のペットボトルにセーヌ川から汲んだ水を入れているところを見たわ」

 

それを聞いた直後に、水? と聞かれたので、non と素早く切り返しました。

 

喉の渇きから買ってしまう人もいるかもしれませんが、それは要注意です。

気を付けましょう。

 

さて。

ノートルダム大聖堂の内部はこのようになっています。

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天井がとてつもなく高いです。

 

ここから上を眺めて、目を閉じて深呼吸すると、まるで歴史の一部を実際に体感したような気持になります。

 

ジャック・ルイ=ダヴィドのこの絵を歴史の教科書なんかで、一度は誰でも見たことがあると思います。

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かつてのヨーロッパ諸国はオスマン帝国やロシアを除いて多くの国が、教皇から王冠を戴くのが恒例だったのですが、ナポレオン1世は自身で王冠を自分の頭にかぶせました。ナポレオン1世が教皇ピウス7世を招いていたにもかかわらずです。政治のもとに教会を置くという考え方をここで示したかったのだと思われます。

 

この戴冠式はノートルダム大聖堂で行われたので、この建物の中で目を閉じるとこの戴冠式が行われている様子が不思議に想像できました。

 

ちなみにどうでもいいのですが、この絵の中央にある観客席をよく見ると、ジャック・ルイ=ダヴィド自身が描かれているので、面白いですね。 はい。

 

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この大聖堂の窓にあったステンドグラスはどれも本当に美しかったです。

 

このステンドグラスもそうなのですが、本当にフランスには教会や大聖堂が無数にあります。それぞれ、建物の内部に入ってみると、ステンドグラスや装飾がすごかったりするので、教会や大聖堂だけをめぐっていても全然それはそれで楽しいと思います。

 

ノートルダム大聖堂については以上で終わりです!