French Report

フランスパンとクロワッサン

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French Report: 成田空港からモスクワ空港まで ビーフorフィッシュ?

ー6月24日の正午に成田空港を出発した。成田空港からは10時間かけてモスクワ空港まで行く。そこから3時間空港で過ごしてから、乗り継ぎで更に5時間かけてパリのCDG空港まで向かった。

 

フランスに行く前にまず確保しとくべきことがいくつかある。

  1. 航空券の確保
  2. 一日目の宿の確保
  3. 旅行保険の確保
  4. 国際学生証の確保(学生の場合)
  5. ユースホステル会員証の確保(ユースホステルに泊まる場合)
  6. 荷物の準備(パスポートや服など)
  7. ビザの確保(ビザがいる場合)

その他、国によってはさらに必要な書類や予防接種を求めることがある。が主に、上の項目さえ確保していれば、大きなトラブルに巻き込まれることはないと思う。

 

これらの準備をし、成田空港へ向かったのだが、まず成田空港では飛行機に乗り込む前にいくつかしなかればならないことがあった。

一つ目は、安全なバッグを確保すること。 フランスではすりが多いと聞いた。メトロの中や、人気の観光地などではスリが頻繁に起きるという。なのでスリ対策は徹底しておいて損なことはないだろう。

 

自分空港で購入したのがこちらのpacsafeというバッグ。主に貴重品入れとして使う目的だが、これが非常に優れモノなのである。

 

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どのように優れているかというと、まずカードの読み取りを防止する加工になっている。最近は犯罪の技術も上がり、カードの情報を財布の外から読み取ることが容易になっている。なので、この加工は非常にありがたい。それ以外では、写真を見てもわかるが、端のほうに小さな輪がある。この輪にストラップを通すことによって、そう容易にはジップを開けられないようになっているのだ。このバッグには主に財布やパスポートなど、なくしては困るものなどを入れるといいだろう。

 

次に用意しなければならないのは、外貨だ。やはりスリの多いフランスでは現金はできるだけ持ち合わせないほうが身のためになる。なので、私は2万円相当のユーロを交換してもらい、飛行機に乗り込んだ。

 

乗ったのはエアロ・フロート。この飛行機は運営会社がロシアの会社なので、完全な偏見のもとこの飛行機はやばいと判断した。が、予想に反してモスクワまでの飛行機はめちゃくちゃ快適であった。飯は、メインディッシュに加えてスーパーカップも出たので、これはプラスポイントであった。また、飛行機で見たハクソー・リッジはとてつもなくいい映画だったので、みんなにお勧めしたい。武器を持たずに戦場に赴く主人公の信念の強さに心打たれること間違いないだろう。飯もうまいし、映画も良い。文句なしだった。

 

しかし、隣に座っていた人たちがとても不思議な人たちであった。私は窓のある二席の通路側に座っていたのだが、まず通路を挟んだ椅子にはとてもふくよかな方が座っていた。この方、すぐに態勢が苦しくなり、横に寝そべり始めた。この方10時間終始寝ており、一度も食事をしなかった。そしてよく堂々と飛行機で寝そべれるな、と私は感心した。そして、その方の横に座っていた日本人の青年も私と同じことを考えていたに違いない。

 

私の横には、日本人が座っていたのだが、この方英語が喋れなかったのだ。食事を配るCAさんが回ってきたときに、ビーフorフィッシュともちろん聞かれたのだが、なかなか返事をしない。この人英語が喋れないのか、ならば私が通訳してあげようと思ったその瞬間、

 

「BOTH」

 

とはっきり言った。

悩んだ末に言ったのか、BOTHという英語を必死に思い出していたのかはわからない。

しかし、そもそもそんなことができるということを私は知らなかった。

 

しかし彼の顔には満面の笑みが浮かんでいた。この裏技を過去にも使ったことがあるというような顔付きであった。

 

こんなこと、ありえるのだろうかとすぐにCAさんの反応を確認した。すると彼女は一瞬ハハッと笑ったものの、ビーフとフィッシュを彼に手渡したのだ!!

 

こんなことできるのか。。。ならば自分も。。と思った時には時すでに遅し。

CAさんはカート引き連れて、通路の奥の暗いところへと消えてしまった。

 

その後、彼をすこし観察していたのだが、画面を飛行機の現在位置にしたまま、イヤホンもつけずに、目を開けたまま画面を見ていた。窓の外の風景もよく、パシャリとしていたので、おそらく地理が大好きなのだな、と私は思った。

 

私自身も地理かなりの得意科目で、国を言われればその場所を地球儀上で示すことができるのだが、彼ほど地理が好きな人は見たことがなかった。